和菓子聖經-推薦序 和菓子的魅力所在從文化教養中衍生

蕙菁在校2 年間,專攻和菓子的學習,回台灣後為了推廣真正的和菓子而努力不懈,聽到蕙菁想將多年來推廣真正的和菓子的心情集結成
冊,為師的我很開心能為此書寫推薦信。
我想當許多人手中拿到和菓子時,都會被她的華麗與唯美而感動。用和菓子表現花朵或風情的形狀、色彩結合,經常令人幽然神往目不
轉睛。但是,大部分的人只被和菓子的華麗外表所吸引而已,而能把和菓子的內在意涵也表現在創作上的人其實很少。
一個和菓子在製作時,創作者要將菓名、色調、造形、香味、口感等整合設計成一個整體,就連食用時的場面也要一併考量。不只著重在
外觀上的美感,當人們拿起和菓子食用時,如何被和菓子滋潤的心情也要用心投入。
為了在和菓子中注入由內而外散發的魅力,製作者本身的磨練與努力是非常必要的。
從唸一個菓名的聲響所給予人的印象,或從色彩所感受到的情景,到外形可見的創意……和菓子的魅力所在可以說是從文化教養中所衍生
的結果。
當小小的和菓子在手中被美麗的呈現時,有如華麗的表演秀般令人驚豔,然而和菓卻只是個食物,然而同樣是食物卻有著明顯的區別,和
菓子對我而言是日常生活中「心靈的養分」。
蕙菁在學期間專功技術的同時,也實際在和菓子店見學工作,非但如此還參加日本和菓子業界的研討會與創作比賽,靠自我專研與孜孜不
倦的努力,她已經充分領略和菓子的本質。
這本書,不只光只是和菓子配方書,而是蘊含了和菓子飲食文化的一本製作寶典。

 

東京製菓學校  教育部次長 羽鳥誠

 

当校で二年間、和菓子を専門に勉強し、台湾に帰国後は本当の意味での和菓子の普及に努め、今回その思いをまとめた和菓子の本を出版すると
聞き、推薦書を書かせて頂く事となりました。和菓子を手に取った時、多くの人が華やかな美しさを感じる事と思います。
花や風景などを表現した和菓子の形・色合い等は見た人を魅了し惹きつけます。ただ、表面的な美しさに気を取られるあまり、その内面に秘め
られた作り手の思いにまで考えをめぐらす人は少ないように感じます。一つの和菓子を作るとき、作り手は菓銘・色合い・形・香り・食感等々
を総合的に考え、食べる場面にまで考えをめぐらせます。見た目の美しさだけでは無く、和菓子を手に取り食べた時、その人の
気持ちの中に潤いを与える事を考えます。内面から湧き出てくる魅力を和菓子に与える為には、作り手は常に自分自身を磨く努力が必要に
なります。
名前の響きから感じるイメージ・色合いから感じる情景・形に見られる創造性等々、和菓子の魅力は文化的教養から生み出されるからです。
小さな和菓子が手の中で美しい姿に形作られて行く時、その華やかさからショー的パフォーマンスを感じる人もいるが、あくまで和菓子は食べ
物である。しかし同じ食べ物でも食事とは一線を画している部分があり、日々の生活に潤いを与える和菓子を私は「心の栄養」と考えている。
筆者は、和菓子製造技術を学校で学びながら、実際の和菓子店で働き、また菓子研究会にも参加して自己研鑽することで和菓子の本質を学び取
りました。
本書は、単なる和菓子製法書ではなく、和菓子を食文化としてとらえた製法書である所に魅力を感じます。

和菓子聖經 推薦序-和菓子是為了心靈的滿足而存在

 

恭喜出版新書《和菓子聖經》!
愛和菓子,甚至比日本人研究得還要深入,在台灣被公認和菓子第一人Emily 又出新書了!這次是要挑戰和菓子的配方書,讓我不禁打從
心底為她鼓掌!
從過去到現在所創作的和菓子,重新詮釋全紀錄公開介紹,真的很可貴。她總是不去否定自己的明天,不去否定自己的可能性,如此觀照自我
的人,才能看見自己的全貌。而且,不管什麼時候遇見Emily,她總是開朗積極的模樣,我想與Emily 的和菓子相遇的人們,也同樣感受
到她的正面能量。
和菓子一個個雖然很小,但是卻能充分表達製作者的心情,和菓子像是變成一種另類的語言般向世人們傳達著心聲。和菓子職人能透過自
己的菓子向人們對話,就算是吃掉了就會不見的小小和菓子,卻能一直在人們心中留下美好的回憶,這真是件令人再開心不過的事了!
和菓子不再單純因為甜點而存在,是為了心靈的滿足而存在。用真心製作的菓子正是好吃的秘訣,這樣的和菓子就在這本書中可以找得到。
如果可以的話親手作作看,讓自己覺得重要的人嚐嚐看吧!應該會聽到「好好吃喔!」的讚美才對。
想像如此美麗的瞬間而寫下這推薦的真心話!

ご出版おめでとうございます
和菓子を愛し、日本人以上に和菓子を研究され、そして台湾では誰もが認める第一人者であるエミリーさんが又、新しいお菓子の製法書に挑戦
されるとのこと、心より拍手を送りたいと思います。今までのお菓子から新しいお菓子に至るまで紹介するとの事・・本当に素晴らしいと思います。

自分の明日を否定することなく、自分の可能性を否定することなく生きている人だからこそ今までの自分を全て見せることができるのだ
と思います。どこで・何時お会いしても、常に明るく、前向きな姿勢があるからこそお菓子も同じように出会った人々を明るくすることができるのであろうと思います。お菓子は一つ一つは小さいですが作った人の気持ちを十二分に伝えることができます。お菓子は一つの言語となって世界中の人々
に伝わります。菓子職人はお菓子を通して会話することができるのです。食べたらなくなってしまう小さなお菓子でも人々の記憶に心にいつ
までもイメージとして残ることが、本当に素晴らしいことだと思います。単に甘いものが必要だからお菓子が存在しているのではなく、心の
満足の為に存在しているのです。気持ちを込めてお菓子を作ることこそおいしいお菓子を作るコツなのです。そんなお菓子をこの本の中から見
つけてください。そしてできることなら自分で作り大切な誰かに食べてもらってください。
美味しいねってきっと言ってくれるはずです。そんな素晴らしいひと時を想像し推薦の言葉にします。

 

東京製菓學校 校長 梶山浩司